CD-S2000壊れる←嘘でした
2020-08-18


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CD-S2000のDAC基板の不具合と思い、ハンダ割れの補修を進めていましたが症状が改善せず、「これはもう素人の手には負えない」と思って主治医に119番したところ、「それ、B-2102の入力セレクターの接触不良じゃないの?バランス、アンバランス両方同じとこ通るし」。

・・・マジですか。(;=д=)

確かに症状は入力セレクターの接触不良っぽいし、この前電源スイッチを取り替えた時に埃が入った可能性もあるし、思い当たる点があるので6年振りに入力セレクターの徹底洗浄をする事にしました。
この入力セレクターの不具合はB-210xの弱点で、バイパス加工を依頼される事もあるそうで、主治医にお願いすれば分解清掃もやってもらえます。加えて、素人が分解すると取り返しの付かない事になるので止めて!との事でした。

と言う事で、6年振りに入力セレクターを取り外しました。
無理に外して壊してしまうと取り返しが付かないので、12×4ヵ所のハンダを綺麗に吸い取って、力を入れなくても基板からポロッと取れるまで、ハンダを吸いまくりました。小一時間掛かってしまい、体調が良くないのでここで一旦ダウン。(T_T)

クリーニングの方法ですが、磨いたりすると表面に微細な凸凹を作ってしまう事になりかねないので、1入力ポジション毎にパーツクリーナーを噴射して汚れ落とし。その後、SETTEN No.1を塗布しながらガチャガチャ動かして完成。

さて、以前はセレクター基板のダンピングと防塵を兼ねて、基板間にスポンジゴム挟み込み+鉛テープでカバーしていましたが、6年振りに外してみたらスポンジゴムがちょっと劣化して、擦るとポロポロとゴミが出る様になっていたのでこれは廃止。代わりに音質面でも効果の有った鉛テープカバーを全面に拡大、埃が入らない様に覆ってみました。鉛テープの粘着剤が、侵入した埃をペタッとくっつけてくれる「ハエ取り紙効果」も期待。

今回はしんどいので調整は省略、組み立てて音出し・・・お〜、可変入力3ヵ所無音切り替え復活!固定入力とはDCオフセットが変わるので「ボッ」と言う小さな音が出ますが、可変は「ザリザリ」と言う様な音が無くなってバッチリです。4年前にお試しで鉛テープカバー(不完全)を取り付けて3年は完全無音切替が保てていたので、今度はもっと長持ちすると嬉しいな。

あ、もちろん不具合も解消しました。
CD-S2000の故障と言うのは大嘘でした。(^^;
ハンダ割れ予備軍が有ったのは事実なので、予防整備が出来たと言う事にしとくか。(^^ゞ
[Audio:B-2102 MOS]
[Audio:CD-S2000]

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